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札幌市「最多感染者」で秋元市長が"強い危機感"鈴木知事と緊急電話会談 ススキノ&若者対策で一致協力へ

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秋元市長の会見(10月23日)

 札幌市の秋元克広市長は、10月23日午後2時から会見を開き、市内で1日としては過去最多となる38人の新型コロナウイルスの感染者を確認したことを明らかにしました。

 感染者の増加を受けて秋元市長は、「非常に注意が必要な状況になってきている」と述べ、市民に改めて注意を呼びかけました。

 そのうえで秋元市長は、「1日の感染者数が、9月中旬から増えてきて、現在も高い水準にとどまっている。感染ルート、リンクを追えない人も増えている」として現状に強い危機感を示しました。

 一方で「感染者を収容する病床がひっ迫してる状況はない」として医療体制の面では対応が追い付いていると説明しました。

 感染者増加の背景について、秋元市長は「家庭内感染が増えている。10月1日から15日までの間に31件確認された。特に若い人から高齢者などに感染が広がる事例が多くみられる。20~30代の方は自分が家庭内で感染を拡大させる恐れがあることを十分認識し、自ら感染予防に注意してほしい」と呼びかけました。

 感染者の増加を受けて、秋元市長は23日、鈴木知事と緊急の電話会談を行い、ススキノ繁華街での感染対策強化と、若い世代への啓発を進めていくことで一致しました。

 接待を伴う飲食店を含む、すすきの地区の3500店舗に対しては、従業員のマスク着用を改めて呼びかけるほか、街頭ビジョンを使った啓発を実施。また若い世代に対しては、SNSやウェブ広告を通じた注意喚起や、大学や専門学校などを通じた啓発活動を強化していくとしています。

 このほかPCR検査センターの対応時間の拡充や、2ヵ所目となる検査センター設置も検討するとしています。

 さらに今後はインフルエンザの流行期に入ることから、より専門的な判断が求められるとして、医療・福祉などの有識者を集めた「札幌市新型コロナウイルス専門会議」を近々開催する予定であることを明らかにしました。