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"核のごみ"文献調査受け入れ文書送付…NUMO11月にも開始か 神恵内村長「日本全体で考えなければ」

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 2つの自治体で、正式に調査が行われることになります。

 核のごみの最終処分場選定をめぐり、北海道後志地方の神恵内村は10月15日、国に対し調査受け入れを伝える文書を送りました。

 国は、北海道神恵内村と北海道寿都町についてすでに準備を進めていて、早ければ11月にも調査が始まる見込みです。

「文献調査受け入れ」の文書を送付(北海道神恵内村)

 国から核のごみの最終処分場選定に関する調査の第1段階「文献調査」の申し入れを受けた神恵内村は、10月15日午前、受け入れを伝える文書を発送しました。

 発送後、取材に応じた高橋昌幸神恵内村長は、改めて日本国内で核燃料サイクルを完結するべきだとしました。

"核のごみ"議論への思いを口にした神恵内村長

 高橋 昌幸 神恵内村長:「(核燃料サイクルは)日本全体で考えなければいけない問題。これを『神恵内村でやる』ということではないですが、日本としてきちんと完結させる道を探らなければならないということは思っていました」

寿都町にはNUMOが「調査実施に支障ない」と回答

 一方NUMO(原子力発電環境整備機構)は、文献調査に応募した寿都町について、調査の実施に支障がないことを確認しました。

 NUMOでは今後これまでの調査の対象となっていなかった「沿岸の海底下」も、対象として調べるとしています。

 NUMOではすでに神恵内村の調査も進めていて、文献調査に支障はないとみられています。

早ければ11月にも文献調査開始へ

 NUMOは手続きに必要な期間は最短で数週間としていて、早ければ11月にも文献調査が始まる見込みです。


 神恵内村より先に文献調査に「応募」する形になった寿都町に対しNUMOは10月15日、「文献調査の見込みがあると確認した」とする文書を公表し発送しました。内容は以下の通りです。

寿都町は「沿岸海底下」もNUMOが調査対象に

【NUMOの寿都町の文献調査確認結果】
「科学的特性マップ」作成時と変化はない
→「調査実施に支障ない」 

 さらにマップ作成時に調査しなかった「沿岸海底地下も調査対象」としました。

寿都町で「調査に好ましくない場所」も公表

●調査に好ましくない場所
・「黒松内断層」周辺:将来活動する可能性があるため
・鉱物資源がある場所:将来掘削される可能性があるため

 今後は、さらに調査に好ましくない場所、特に好ましい場所があるかを調べていくことになります。