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スピード違反データ"ねつ造"で逮捕の警察官…「電柱」にレーザー照射する不正使用したか 部下3人も追及

事件・事故 社会 友だち追加

 スピード違反の証拠をねつ造したとして北海道警察の警察官が逮捕された事件。パトカーに設置された「速度を計るレーザー」が不正に使われていたとみられています。

吉本容疑者が所属する交通機動隊がある北海道警本部琴似庁舎

 証拠偽造などの疑いで逮捕された北海道警 交通機動隊の警部補 吉本潤容疑者(58)は、2019年8月から2020年5月にかけ、石狩や胆振地方で車の速度の取り締まり中10人分の速度記録をねつ造し、うその違反切符を切った疑いが持たれています。

 吉本容疑者がねつ造に使ったとされるのは、パトカーに搭載される「レーザー」でした。

パトカー搭載のレーザー装置を不正使用

 木村 洋太 記者:「赤色灯の間に設置された白の箱状のものが車の速度を計るためのレーザー。吉本容疑者はそのレーザーを不正に使って対象の車のうそのスピードの記録を作り出していたということです」

本来はパトカーを停車させレーザーを「車」に照射

 本来パトカーを路肩に止めて車にレーザーを当て続け、速度を計測。違反と認定でき次第取り締まります。

パトカーを速度超過で走行させ「電柱」などにレーザー照射で"ねつ造"か

 しかし吉本容疑者はパトカーを速度超過の状態で走らせ、電柱などにレーザーを照射。うその測定結果をはじき出し、スピード違反の証拠をねつ造していたとみられています。

同乗の部下3人も認識か…

 10人のほかに、37人を同じ手法で取り締まっていたとみられる吉本容疑者。容疑を認めていますが、北海道警は同乗していた部下3人の警察官もねつ造を認識していたとみて調べを進めています。

 北海道警は点数や違反金の返還を進めているほか、走行中にレーザーを使えないようにするなど、再発防止策をとることにしています。