きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

MENU CLOSE

"亡き父"に届け!「花嫁姿」…レーザー光線で夜空染める新プロジェクト コロナ禍に約3000人を魅了

コラム・特集 友だち追加

人口減少で人出が少なくなった室蘭市内

 「ぜひ、頑張ってください」「ありがとうございます」

 荒井さんがこのプロジェクトを立ち上げた理由は…。

 荒井 純一さん:「元々は室蘭に両親が住んでいて、僕が生まれて登別市に引っ越した。子どもの頃から室蘭に買い物や映画を見に来ていた」

ウエディングドレスを試着する幸江さん

 1970年には人口16万人以上を数えた室蘭市ですが、現在は8万人にまで落ち込んでいます。少年時代の思い出が詰まった街を活性化したい。こうしてプロジェクトが始まったのです。

 「かわいい、似合ってる」

プロジェクトスタート前の港の様子

 衣裳合わせのため札幌にやってきた祐哉さんと幸江さん。当日の打ち合わせを進めますが、残念なことがありました。

 五十嵐 幸江さん:「感謝の手紙、結婚式で読むようにやりたかったんですけど、父が亡くなってしまったので…」

 闘病中だった父親の深戸善勝さん。念願だった娘の花嫁姿を見ることなく、7月10日に亡くなりました。

 五十嵐 幸江さん:「天国の父に見てもらえたらいいかなと思って、このままやりたいと思ってます」

 様々な思いを込め室蘭の夜空を染める日を迎えます。

 室蘭の夜空にレーザー光線を放ち街を元気づけるプロジェクト「希望の光を照らしたい」。その日がやってきました。

レーザー光線を放つ無人島”大黒島”

 プロジェクトを企画した 荒井 純一さん:「点灯カウントダウン、行います」

 湾の入り口にある無人島の大黒島からレーザー光線を放ちます。

レーザー光線を放つ”大黒島”

  荒井 純一さん:「5秒前、4、3、2、1、ゼロ!」

船上から港の見物客に手を振る五十嵐祐哉さんと妻 幸江さん

 五十嵐 祐哉さん・幸江さん:「行ってきまーす」

プロジェクトについて話す室蘭市民

 五十嵐 祐哉さん:「きょうはすごくいい思い出になりましたね」
 
 妻 幸江さん:「父さんに見せてあげたかったな。(Q:見てないですかね?)きっと見てくれてると思います。この空のどこかで」

 会場となった港には約3000人が集まりました。

夜空を照らすレーザー光線

 室蘭市民:「こういうことやってくれるのはうれしい」

 室蘭市民:「盛り上げようと考えてくれるのはありがたい」

 室蘭市民:「これは長生きするもんだね」

 プロジェクトを企画した 荒井 純一さん:「これが始まり。今後、いろんな人たちを巻き込んで、室蘭ていいねと思ってもらえるように新しいことをやっていきたい」

 光のアートで室蘭の街を盛り上げたい。荒井さんの挑戦はこれからも続きます。