体長約2メートル・360キロの"巨大グマ"捕獲…5年前からデントコーン畑荒らしたか 他にいる可能性も

捕獲されたヒグマ(提供:北海道稚内市)
北海道稚内市で、デントコーン畑に設置された箱わなに巨大なクマが捕獲されました。体重360キロの推定10歳のオスで、5年にわたり畑を荒らしていたクマとみられます。
駆除されたのは、体長約2メートル、体重360キロの推定10歳のオスのヒグマです。
稚内市では9月9日に畑に箱わなを設置。10日午後8時50分ごろに箱わなにクマが入っている写真を確認し、11日市の職員が現場でクマを確認しました。
稚内市声問村開進地区のデントコーン畑では、5年前からクマに作物が食べられるなどの被害が出ていて、市は背丈が伸びると人が隠れる畑で農作業するのは危険と判断し、毎年箱わなを設置してきました。
駆除されたクマは、大きさなどから毎年畑に出没していた個体とみられますが、開進地区では、このクマの他にもクマがいる可能性があるとみて、引き続き注意を呼びかけています。