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戦後75年…ロシア"ポツダム宣言"受諾後の「占守島」侵攻時の写真や文書を一部初公開 国威発揚狙いか

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上陸する旧ソ連軍 「ロシア国防省」

 戦後75年を迎え国内で多くの慰霊式典が行われる中、ロシアは9月2日、3日の「第2次世界大戦終結の日」に合わせて千島列島の占守島(現シュムシュ島)などへ侵攻した時の写真や作戦文書を、一部初めて公開しました。

 ロシア国防省が公式ホームページに特設サイトを開設し、一部を初めて公開した写真には、旧ソ連軍が占守島に侵攻する様子や日本軍が旧ソ連軍に事情聴取される場面などが収められていて、作戦文書では旧ソ連軍が、どのような経路で占守島に侵攻しようとしたのかが載っています。

 特設サイトでは「対日参戦した1945年8月9日から9月1日までの記録を紹介する」としていますが、旧満洲(現在の中国東北部)、南樺太(現サハリン南部)、北方領土を除いた千島列島に関するもののみで、北方領土への侵攻に関する資料はありません。

旧ソ連軍の上陸経路 「ロシア国防省」

 ロシアは4月14日、これまで9月2日としてきた第2次世界大戦終結の日を、旧ソ連時代に「対日戦勝記念日」としてきた9月3日に変更。終戦75年の節目に合わせて未公開資料を公表することで「世界の敵に勝利するために決定的な貢献をした」と旧ソ連の功績をアピールし、国威発揚を狙ったとみられます。

 ロシアは当時の日ソ中立条約を破って対日参戦し、日本のポツダム宣言受諾後の8月18日に占守島に侵攻しています。

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