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「俺コロナ、ばらまいてやる」金融機関で咳き込み4時間"業務妨害"…61歳男「言ってない」起訴内容否認

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威力業務妨害に問われた男の初公判が行われた函館地方裁判所

 2020年4月、北海道函館市にある金融機関で「俺コロナ。ばらまいてやる」と言って咳をし、店を臨時休業させるなどしたとして、威力業務妨害の罪に問われている61歳の男の初公判が8月6日開かれました。

 男は「言っていない」と起訴内容を否認しました。

 威力業務妨害の罪に問われているのは、北海道南部の七飯町に住む無職・三浦忍被告(61)です。

 起訴状などによりますと、三浦被告は4月17日正午ごろ、函館市湯川町にある新函館農業同組合函館支店で、水道料金を支払う際に担当した女性従業員に、「俺コロナ。ばらまいてやる」と言った上咳をするなどし、午後1時から5時ごろまでの4時間、臨時閉店し消毒作業をさせることを余儀なくさせ、業務を妨害した罪に問われています。

 三浦被告は、女性従業員に翌日付の納付処理を求めましたが、翌日は土曜日で金融業務を取り扱っていないためできないと断られました。

 その後、別の女性従業員にも同様の依頼を断られたことに腹を立て、女性従業員に向かってわざと咳込む動作をし、退店する際にも同様の動作をしたということです。

 6日の初公判で三浦被告は、金融機関を訪れていたことは認めたものの、起訴内容は「やってないし、言っていない。咳もしていない」と否認しました。

 検察側は「依頼を断れたことに腹を立て新型コロナ患者のふりをして嫌がらせをし、業務を妨害しようと考えた」と指摘。

 一方、弁護側は検察に証拠の開示を受けていなかったとして意見を留保し、新たな証拠を請求しました。

 次回の裁判では、証人尋問などをしていく予定です。