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居宅介護サービスを"一切提供せず"不正請求…3年余で約250万円受け取る 事業者の「登録取消し」処分

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登録取消し処分となった指定障害福祉サービス事業者の事務所(札幌市東区)「(C) Google ストリートビュー」

 行っていない介護サービスを提供したと虚偽の請求をし、約250万円の介護給付費を不正に受け取ったとして、札幌市の障がい者の居宅介護などを行う事業所が登録取消しの行政処分を受けました。

 行政処分を受けたのは、札幌市中央区の「JYFLD」が運営する居宅介護や重度障がい者の訪問介護などを行う事業所「ジャイフル」です。

 札幌市によりますとジャイフルは、2016年6月から2019年10月にかけての3年余りの期間、1人の利用者の自宅で入浴や食事の介助などを行う「居宅介護」を一切提供していないのに行ったように装い、札幌市に介護給付費約250万円を不正に請求し受け取っていたということです。

 利用者の家族への聞き取りをした区役所から「不正請求の疑いがある」との情報提供があり、札幌市が再度家族から聞き取り調査をしたところ、当該機関に居宅介護を利用していなかったことがわかったということです。

 札幌市は8月1日付で、事業者の指定を取り消す行政処分をし、事業所側に約350万円の返還請求をするとともに、警察へ被害届を提出する検討をするとしています。
 
 事業所側は返金する意向を示しているということです。

 札幌市はこの事業所を利用していた7人は別の事業所へ引継ぎ、必要な支援を提供する準備を進めています。