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映画ファンの支えで再出発…秘密基地感覚&ソファ席の遊び心も満載"サツゲキ"開館 #コロナとどう暮らす

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 2019年惜しまれつつ閉館した札幌の映画館が復活。

 新型コロナウイルスでオープンが遅れましたが、支えたのは映画ファンの思いでした。

 狸小路5丁目に7月22日オープンしたのは、スガイディノスが運営する映画館「サツゲキ」。

 この日を待ちわびていたのは、支配人の横沢康彦さんです。

 サツゲキ 横沢 康彦 支配人:「ドキドキとワクワクと両方あります。最初のお客さんがすごい常連さんだったので、そこは復活っていう部分でもうれしかった」

 サツゲキの前身は「ディノスシネマズ札幌劇場」。

 大手映画館では上映されない作品も見られることもあって、根強いファンがいました。

 映画の見せ方にもこだわり、上映中に観客がペンライトを振るなどライブ感覚で楽しむイベントも。

 サツゲキ 横沢 康彦 支配人:「声を出していきましょうとか盛り上がっていきましょうとか。楽しいと思ってもらえる仕掛けが出来るよう色々考えて動いてきた」

 しかし建物の老朽化などもあり、惜しまれつつ2019年6月に閉館しました。

 あれから約1年。「ディノス」の支配人だった横沢さんは、ファンの声に応えたいと移転再開を目指します。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が直撃しました。

 サツゲキ 横沢 康彦 支配人:「コロナの影響で休業要請もあり、工事を止めたり音響機材が海外から入ってこなかったりと(オープンが)遅れてしまった。会社の売り上げが休業期間一か月くらい売り上げが0に」

 そんな状況を、ファンが支えました。クラウドファンディングを呼び掛けたところ、目標額の1000万円を上回る1200万円が集まりました。

 寄付をした人:「自分が幼稚園や小学生ぐらいの時から利用していた。去年閉館になって悲しかった。給付金を使ってクラウドファンディングした」

 館内は遊び心あふれる作りに。

 秘密基地のような通路を抜けると…。観客の思い出にも残るようにと作った真っ赤なシアター。

 ソファ席もあります。スクリーンは全部で4つ。これまで通り、ミニシアター系の作品も上映する予定です。

 一方接触を減らすためバーコードで入場できる機械も導入し、感染対策も徹底します。

 客:「閉店決まってからずっと憂鬱で、ディノスがないから見られないものもあるんですよね。我慢してたんですけど、解放される喜びでいっぱいです」

 サツゲキ 横沢 康彦 支配人:「うれしいでね。やっぱそういうお客様に支えられているので。これからも頑張って作品を決めていきたい」

 オープンを待ち続けたファンとともに新しい場所で再出発です。