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養鶏場でクマ大暴れ…銃を携えて出動するはずの猟友会は”手ぶら”「素手で立ち向かうしかない」

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 北海道内でクマの出没が相次いでいます。砂川市の養鶏場では小屋が荒らされる被害がありました。通常は銃を持って警戒にあたる猟友会ですが、銃なしでの対応を余儀なくされています。

 猟友会砂川支部:「ガラスを破って、ここの口かなんか切って血がついてる。肥料を取って行きました。これ歩いたな。これだな」

 7月11日、砂川市で鳥のエサを保管していた小屋が、クマに荒らされました。

 猟友会砂川支部:「これはクマの足跡だが250~260キロはある。この熊はでかいですね」

 クマの体長は2メートルを超えるとみられます。クマが出没したのは午後11時半ごろ。目撃した小屋の所有者はその時の音声をスマートフォンで撮影していました。

 クマを目撃したときの様子:「キャー、クマクマ…」

 被害にあった吉野祥子さん:「怖いです。ふつうに外出られない」

 砂川市では、2020年、クマの目撃情報が28件寄せられ2019年の7月末と比べ、すでに6件多くなっています。

 しかし、今回銃を携えて出動するはずの猟友会は、手ぶらでした。その理由は、猟友会の池上治男支部長が、2年前、クマを駆除した際、建物に向けて撃ったとして、銃の所持許可が取り消されたからです。

 市の依頼で出動し警察官も同行していた上での処分。池上さんは処分取り消しを求め、裁判を起こしています。

 猟友会砂川支部・池上治男支部長:「建物というのは屋根があって壁があったらもう建物人が住んでようがいまいが。この状況みてください、この状況でクマが出ても何もできないこの状況おかしいでしょ」

 猟友会砂川支部は、2019年、発砲できる条件などについて道警や砂川市と協議しましたが、明確な説明がなかったことから、当面の間、発砲しないことを決めました。
しかし、相次ぐクマの出没に不安を募らせています。

  猟友会砂川支部・池上治男支部長:「出てしまったらしょうがない。警察が出るか私たちが素手で立ち向かうしかない」