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「カニいかがでしょうか?」不審電話相次ぐ…「新型コロナで苦しい状況助けて」“カニカニ詐欺”に注意

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 「安くするので買ってほしい」。カニなどの海産物を突然電話で売りつけてくるいわゆる「カニカニ詐欺」とみられる不審な電話が相次いでいます。

 それは思わぬ場所にも影響を及ぼしています。

 不審電話を受けた女性:「特別にいいカニが入っているので、松前漬けやホタテをつけていかがでしょうかと」

 身に覚えのない業者から突然かかってきた一本の電話。

 不審電話を受けた女性:「こういう状況なのでぜひ買ってもらえればと」

 「新型コロナの拡大で苦しい状況を助けてほしい」などと巧みな話術で購入を求める不審な電話が相次ぐ中で…。

 「迷惑といえば迷惑」

 相次ぐ不審な電話は、思わぬところで影響が押し寄せていました。

 「特別にいいカニが入っているので松前漬けやホタテをつけていかがでしょうかと。北海道の海鮮市場というところからだった」

 5月31日、千葉県の女性のもとに突然かかってきた1本の電話。

 不審電話を受けた女性:「以前利用してもらってと言っていて。北海道に行ったことはあったが、カニを送ったりは記憶にないと思い」

 まったく身に覚えのない業者を不審に思った女性。しかし…。

 不審電話を受けた女性:「こういう状況なのでぜひ買ってもらえればと」

 新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが厳しい現状に同情を誘う言葉。

 不審電話を受けた女性:「一瞬協力しようかとも思ったが、待てよと買った覚えもないし」

 女性が購入を断ると、それ以降電話がかかってくることは無かったと言います。

 このような海産物の購入を突然持ちかける電話は5月ごろから相次いで確認されています。

 電話でのやりとりをきっかけに商品を送り付けて代金を支払わせる、いわゆる「カニカニ詐欺」とみられる不審電話。

 実際に、電話口で身に覚えのない札幌の業者と名乗る人物に圧倒され、相場よりも高い価格で海産物を購入させられるケースも。

 これらの相次ぐ不審な電話で、思わぬ場所に影響が…。

 木村 洋太 記者:「今回の騒動で、こちらのお店、このお店の名前によって思わぬ影響が出ているといいます」

 海鮮市場 福田 幸次郎さん:「(海産物売っている?)一切ない、飲食のみ」

 今回多くの電話で業者側が名乗っていたのは、北海道の「海鮮市場」。

 偶然にも同じ名前の居酒屋ということで、問い合わせの連絡が絶えません。

 海鮮市場 福田 幸次郎さん:「月に10件くらい。店の予約の電話よりかかってくるのでガッカリ」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い増えてきているという問い合わせに、店側は…。

 海鮮市場 福田 幸次郎さん:「怒鳴って電話してくる人もいる。困っている人から電話が来たときは、買いたくなければ買わない方がいいという対応をしている」

 実は「カニカニ詐欺」。9年前には東日本大震災の被災者を装った業者が、電話などで、およそ6000件に対し粗悪な海産物を売りつけたとして逮捕された事例も。

 今後新型コロナウイルスの話題を使った電話が急増する恐れもあり、不審な電話を受けた際は、消費生活センターなどへ相談することが必要です。