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「何に使うんですか?」"案内メール"15万円分電子マネー購入目的80代男性に待った!オーナーに感謝状

事件・事故 社会 友だち追加

特殊詐欺被害拡大を防止し表彰されたコンビニオーナー大澤澄良さん(右) 2020年5月21日

 コンビニエンスストアで計15万円分の電子マネーを購入しようとしていた80代の男性に声をかけ「特殊詐欺」の被害拡大を未然に防いだとして、50代の男性オーナーが警察から感謝状を受け取りました。

 3月29日、北海道札幌市西区に住む80代の男性のパソコンに「アップグレードの案内」という内容のメールが届きました。

 手続きを進めようとした男性は方法がわからず、メールに書かれていた電話番号に電話したところ、「遠隔で操作します」と言われ依頼しました。

 翌日、「遠隔操作費用」などとして5万円の電子マネーを送るよう要求された男性は、午後4時30分ごろ近くのコンビニエンスストアで電子マネーを購入しました。

 高齢の男性が電子マネーを購入したことを知った男性オーナーは「高齢の男性がゲームやアプリの購入に特化した電子マネーを購入していたことに違和感」があったということです。

 高齢男性は、その後購入した電子マネーの番号を要求してきた相手に伝え、その後何らかの手段で再び電子マネーを購入するよう要求されたとみられます。

 購入から約2時間後、男性は再び同じ店を訪れ、さらに10万円分の電子マネーを購入しようとレジに現れたため、不審に思った男性オーナーが「何に使うんですか?」と話しかけたということです。

 高齢男性は「パソコンの修理をしている」との返事に男性オーナーは「修理で電子マネーを要求することはない。15万円あれば新しいパソコンが買えますよ」などと、約15分間にわたり被害を自覚していない男性を説得し、警察に通報。被害の拡大を防ぎました。

 北海道警西署から感謝状を受け取ったオーナーの大澤澄良さん(59)は、「素人なので声をかけるタイミングは難しく、勇気が必要だった。特殊詐欺の被害者が減るよう、歯止めの存在になりたい」と話し、今後も詐欺被害防止に協力していきたいと決意を新たにしていました。

 警察は、主に高齢者を狙った特殊詐欺被害が増えていることから、「渡さない、教えない」ことを徹底するよう注意を呼びかけています。