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「第2波終息へ」札幌市長 医療支援&事業者支援&"プレミアム商品券"も準備 380億円規模予算示す

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秋元市長の会見 5月21日午後2時すぎ

 札幌市の秋元克広市長は5月21日、臨時記者会見を開き、感染拡大第2波が終息に向かいつつあるとの認識を示す一方、次のステップに向け約380億円規模の予算を組み、検査充実やプレミアム付き商品券の発行などの準備を進め、新たな寄付も募ることを明らかにしました。

 5月20日現在、札幌市内での患者数は191人で、重症者16、軽症・中等症者175人です。
一時期350人を超えていた状態が200人を切るところまできたことに秋元市長は、「外出自粛の効果がここにきてあらわれてきている」とし、第2波が終息に向かいつつあるという認識を示す一方、まだまだ油断せず次の波に備える必要性を語りました。

 その上で今後の感染症対策第3弾として、378億円、第1弾からの総額3100億円規模の予算を組み主に3点の重点策を示しました。

1.PCR検査体制強化と医療提供体制を確保
2.事業者支援と、感染拡大防止を両立できる「段階的な経済活動再開」の取り組み
3.経済活動再開の第一歩としての「市内消費の回復に向けた準備」を進める

 主な具体策は以下の通りです。

1:・PCR検査を一日最大500件を目指す
  ・入院患者を受け入れた医療機関への協力金として、従来の陽性患者受け入れ1人につき30万円に加え、「疑いのある患者」の受け入れに新たに1人15万円支給

2:・中小・小規模事業者の運転資金支援や融資枠拡充
  ・「新型コロナウイルス札幌ささえあい基金」を創設
   医療従事者など尽力している人への支援や、事業収入が前年度より30%以上減少した人などへの支援に充てる方針
   詳細はホームページ参照
   https://www.city.sapporo.jp/somu/kifu/corona.html

 
3:・市内の飲食店や小売店などで使える「プレミアム付き商品券」発行
 1冊1万円分で販売→1万2000円分使用可能
  ・定山渓地区で利用できる割引クーポン発行
   宿泊した市民5万人対象…1人2000円のクーポンを配布

これらは、今後の感染状況を見極めたうえで速やかに事業を開始できるよう準備を進めるとしています。

 秋元市長は、一定程度感染者が落ち着いているものの、油断することなく波に備えることが必要として、引き続きの外出自粛など感染対策への協力を求めました。