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"コロナ休館中"の重要文化財「豊平館」の窓ガラス割られる…未明から明け方に何者かの犯行

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被害にあった豊平館 札幌市中央区

 国指定重要文化財で北海道札幌市の「豊平館」の1階窓ガラスが割られているのが見つかり、警察が文化財保護法違反の疑いで捜査しています。

 事件があったのは、札幌市中央区の中島公園内にある豊平館です。

 5月17日午前0時20分ごろから午前5時10分ごろにかけて、1階の窓ガラスが割られているのを、パトロールしていた警備員が発見し、管理人に連絡。管理人からの通報で事件が発覚しました。

 窓は、縦約2メートル、横約1.2メートルの窓枠の中に、縦約40センチ、横約30センチの小窓が格子状に20枚並んでいる構造で、小さな1枚の窓ガラスに縦約22センチ、横約21センチの穴があいていました。

 警察によりますと、割られた窓の近くにはセーフティーコーンの底についている縦横約40センチの黒いゴムが落ちていたほか、壁にもゴムを擦ったような跡があり、
犯行に使われた可能性が高いということです。

 豊平館は1880年に建築された現存する木造ホテルとしては国内最古の建物で、明治、大正、昭和と3代にわたり天皇家が訪れた歴史があります。
 
 1958年に現在の中島公園内に移築。1964年に重要文化財に指定され、北海道を代表する観光名所となっていますが、現在は新型コロナウイルスの影響で5月31日まで臨時休館でした。

 警察は、文化財保護法違反事件として捜査するとともに、情報提供を呼びかけています。

割られた窓ガラス部分