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JR北海道今年度200億~300億減収か…6月14日から"減便も拡大"「札幌駅前再開発」にも影響必至

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JR北海道の会見 2020年5月20日

 新型コロナウイルスの影響で在来線や北海道新幹線の利用者が大幅に減ったJR北海道。

 島田修社長は5月20日の記者会見で今年度の鉄道事業の減収が200億から300億円に上ると明らかにしました。

 JR北海道によりますと4月1日から30日までの北海道新幹線の利用者は、2019年に比べて88%減少し、1日あたり約500人でした。

 在来線の主要3線区の特急の利用者は77%減りました。

 その結果、4月の収入は前年同月と比べて約40億円減少し、23億4400万円でした。

 また外出自粛要請に伴う観光需要の落ち込みの影響で、傘下のホテルの稼働率が2割程度まで落ち込み、8割あまりの減収となったほか、札幌駅前の商業施設などグループ全体で大幅な減収となっています。

 こうした状況について島田修社長は、「夏場までに(北海道の緊急事態)宣言が解除されても通勤通学のビジネス需要は段階的に戻るものの、国内の観光需要は年内いっぱい、インバウンドについては年度内は難しい」との考えを示し、設備投資や事業について一定程度見直す考えを明らかにしました。

 具体的な方針は示していませんが、札幌駅前の再開発を含め、予定している新規事業や既存事業を見直すものとみられています。

 また、31日までとしていた列車の減便を当面継続するとともに、6月14日から一部の特急や普通列車で、当面運休を追加すると発表しました。

 新たに運休を追加する本数は以下の通りです。

≪運休追加≫
・札幌-旭川 特急「ライラック」「カムイ」:現在1日あたり10本→12本

・旭川-網走 特急「大雪」4本
・旭川-稚内 特急「サロベツ」2本
・札幌-函館 特急「北斗」現在4本→6本

・江別-札幌-小樽 普通列車4本

≪減便継続≫
・札幌-室蘭 特急「すずらん」4本
・札幌-帯広 特急「とかち」6本

≪減便追加≫
・新千歳空港発着 快速「エアポート」1日16本→28本に国際線・国内線の減便に伴いに拡大