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クラスター施設"回復した入所者"受け入れで混乱…「一人でも感染者出たら」隣接建物への入所方針へ変更

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 新型コロナウイルスの集団感染が起きている介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」で新たな動きです。

 陽性から回復した入所者の受け入れ先を巡って混乱が起きています。

 茨戸アカシアハイツでは、入所者や職員88人が新型コロナウイルスに感染。入所者11人が病院に搬送されずに亡くなっています。

 一方、施設内での治療により回復した入所者もいます。

 感染した入所者がPCR検査で2回陰性が確認された場合、茨戸アカシアハイツから近隣の施設に移るよう札幌市は運営する社会福祉法人に要請しました。再感染のリスクを減らすためなどです。

 当初法人は茨戸アカシアハイツに隣接した特別養護老人ホームに移すことを検討しましたが…。

 茨戸アカシアハイツ関係者:「一人でも感染者が出たらすぐにクラスターになってしまう」「業務の負担や、外部からの差別が心配」

 5月17日に開かれた移送予定先の施設の職員への説明会で反対意見が相次いだのです。法人は再検討し、近くの現在使われていない介護施設の建物へ入所者を移す方針です。

 田中 うた乃 記者:「陽性から陰性が確認された入所者は、アカシアハイツから100メートル離れた施設に一時入居するということです」

 移動した入所者の介護などは休職中の職員をあてるなどして対応するとしています。現在回復が確認された入所者は2人で、今週末から移動する予定だということです。