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「感染"第2波"今まさに経験中」鈴木知事 NY市長の"北海道名指し発言"に反論せず「NYと共に戦う」

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鈴木知事(5月8日)

 北海道の鈴木直道知事は5月8日の会見で記者団から、アメリカ・ニューヨーク市の市長が北海道の名前をあげて「緊急事態宣言の解除後に、感染の"第2波"を受けた」と発言したことについての感想を問われました。

 これに対し鈴木知事は「ニューヨークはまさにコロナウイルスとの厳しい戦いをしている地域だ。亡くなられた方に哀悼の意を示したい。コロナと戦っている市長はじめ医療従事者に敬意を示したい」と述べ、ニューヨーク市の置かれた厳しい状況に理解を示しました。

 そのうえで鈴木知事は「ニューヨーク市は人口約800万人に対し約1万9000人の人が亡くなった。北海道は人口約500万に対し死者は47人(5月7日現在)だ」とし、死者の数が少ない点を指摘しました。

 その一方で、鈴木知事は「道民の協力で第1波を抑え込んだ後に、帰国者や帰省、新入学、就職などでどうしても感染拡大地域からの人の移動が発生してしまった。確かに北海道ではいま第2波ともいえる状況を経験している」と述べ、感染が再び拡大している現状を認めました。

 鈴木知事は「北海道は人の移動をきっかけとして感染拡大の第2波が起きかねないということを唯一経験している。世界では社会活動を一部再開する動きが出ているが、今は各国ごとに往来が制限されているので感染の抑制効果が効いている。今後は人の移動で第2波が起きかねないということをわかってほしい」と述べ、ニューヨーク市長の発言に理解を示しました。そして「これからはニューヨークと共に戦っていきたい」とコロナ終息に向けた決意を語りました。

 ニューヨーク市・デブラシオ市長は5月3日、外出制限の解除を求めるNY市民の声に対し「日本の北海道は2月下旬に緊急宣言を出し、3週間外出制限をしたが、緩めた直後に感染者が再び増えた」として、経済活動の再開などに慎重姿勢を示していました。

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