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コロナに負けるな! 新たな門出応援企画…結婚式場で"卒業式やり直し" 父から証書渡されにっこり♪

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 「はい、すごい、めっちゃいいです」

 3月19日、江別市のこちらの美容室は朝から髪のセットや着付けに追われました。

 この日は本来、市内の大学で卒業式が予定されていました。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため軒並み中止となってしまいました。

 それでも晴れ姿をという学生でにぎわったのです。

 卒業生:「半年前くらいから準備はしていた。卒業式がなくなり袴を着る機会も
ないかなと思っていたがこうやって着られてうれしいです」

 晴れ着を身にまとっても、出席するはずだった卒業式はありません。着飾った卒業生が向かったのは…。

 「撮りますね」

 写真スタジオです。美容室で髪のセットや着付けをした卒業生を対象に、無料で記念撮影を行ったのです。

 この日のために晴れ着を準備し楽しみにしていたにもかかわらず、袖を通すこともできずにキャンセルするのはあまりにも忍びない。このサービスを企画した理由です。

 SERENDIPITY 岩田優太社長:「卒業式は人生で1回のイベントなので、かわいそうというより何かしてあげたいという思いだった」

 写真は後日データで送られます。晴れ姿を撮影してもらった卒業生は…。

 卒業生:「おー、すごい、きれい! 着るだけより形に残る。写真撮ってもらった方が思い出になるし見返すと思う、何回も。最後、記念になるしうれしい」

 いつもの春とは異なる別れとなったのは大学だけではありません。

 「うわー、すごいね!」

 保育園を卒業した男の子とその家族が入っていったのは結婚式場です。一体何が行われるのでしょうか?

 100本の桜で飾り付けられたホールに入っていくのは、この春、5年間通った保育園を卒業した男の子とその家族です。普段は結婚式場として使われている場所で行われるのは…。

 小原瑞生くんの父親:「卒園証書、小原瑞生殿」

 家族だけで行う小さな卒業式です。瑞生くんが通っていた保育園の式では感染防止のため代表者にだけ証書が渡され、残念な思いをしました。

 この日は父親から直接手渡されます。

 瑞生くんの母親:「瑞生へ、卒園おめでとう。保育園に入った時は、小さくかわいかった瑞生も今では立派なお兄さん」

 卒業証書の授与の後は母親からの手紙の朗読。式次第に沿って進行していきます。

 記念写真は普段新郎新婦を撮影しているカメラマンが担当します。

 「ピース、ピース! イエーイ!」

 完全な形で卒業式を挙げられなかった家族のために用意されたプランなんです。

 瑞生くんの母親:「残っている写真も全部マスクしている。今回こういう機会があってきちんと卒園できたのはすごい良かった」

 瑞生くんの父親:「これからもたくさんお友達を作って楽しく勉強してください」

 瑞生くん:「はい!」

 結婚式場が企画した式と写真撮影で1万5000円のこのプラン。3月26日までに8組が利用しています。

 創和プロジェクト 鈴木綾子さん:「北海道や日本に閉塞感がある中で、自分たちらしく皆さんを応援するという形ができればと思い提案した」

 このプランは4月14日まで利用できるということです。