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運転手絶句「こんなに早く決断されるとは」観光バス会社"ほぼ全員解雇"…新型コロナ 入国規制が追い打ち

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 中国・韓国との減便に続き、実質的な入国制限が始まるなか、道内のバス業界が激震に見舞われいます。既に廃業を検討したり運転手を解雇したりする動きが相次いでいます。

 解雇された運転手:「こんなに早く解雇という決断になると思わなかった。このままではまずい状態になるだろうと想像はつきましたけど」

 札幌の観光バス会社に勤めていた50代の男性運転手です。

 正社員として数年間勤めた会社を、先月解雇されました。理由は観光客の減少です。

 中国からのツアーが軒並みキャンセルとなり、経営が厳しくなったと説明を受けました。

 解雇された運転手:「年齢的にも再就職できるのか、この状況がいつまで続いてこの業界に戻って来れるのか、全く今の段階では想像がつかないですね。どうしたらいいのかというのが正直なところですね」

 道内に観光バス会社は250社ほどあります。

 道バス協会によりますと、各社とも新型コロナの影響が深刻化していて、日高の浦河町では先月、「廃業」を決めた会社もあったということです。

 国は、新型コロナで経営悪化した企業に対し、雇用調整助成金などで支援に乗り出していますが、既に各社とも経営は「火の車」だといいます。

 観光バス会社 担当者:「ほぼ全従業員で、24、25人いるところ22~23人解雇という形で、(社長の)苦渋の決断だったと思う」

 こう話すのは、札幌市内のある観光バス会社の担当者です。観光客の減少で経営が急速に悪化し先月、運転手を含むほとんどの正社員が解雇されました。新型コロナが終息すれば事業を再開したいとしていますが、見通しは全く立っていません。

 観光バス会社 担当者:「お客様が戻って来てくれるまでの間をどのように(会社を)維持していくか、見通しは立っていない。これからなんだろうなと思う」