きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

MENU CLOSE

温泉750人 流氷船2000人 釣り堀も…中国人予約キャンセルへ "新型コロナウイルス"北海道に余波

社会 友だち追加

 松本麻郁 記者:「普段ですと団体旅行客で賑わっている到着ロビーなんですが、やはり中国人らしき団体旅行客の姿は見受けられません」

 北海道の空の玄関口、新千歳空港。北京や上海から到着するのは個人の観光客。そのほとんどがマスクなどの対策を取っていました。

 中国からの観光客:「中国から家族と旅行できました。家族全員マスクをしている」「コロナウイルスは怖い?」「少し。他人に触らないなど、できることはしている」

 中国では2020年1月27日から、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を防ぐため、国内外への団体旅行が禁止されました。

 その影響が、道内各地に出ています。札幌の定山渓温泉では宿泊予約のキャンセルが続出。こちらのホテルでは27日までに、中国からの5つのツアー旅行が中止となり100人程度のキャンセルが出ています。

 今後さらに増える見通しで雪まつり期間を含め750人ほどのキャンセルが出るとみています。新鮮な北の海の味覚が人気の函館市。人気スポットの函館朝市ではこの時期、国内の観光客は少なく海外からの客が主流になっています。

 函館朝市で働く人:「こうやって人が少なくなれば、仕事に影響がある」「(この時期)アジアの人に頼っている部分がすごくあるから心配」

 函館市の隣町、七飯町・大沼ではワカサギ釣りがピークを迎えています。こちらの釣り堀では例年1月は約2000人の客が訪れますが、その4分の1が中国人観光客でツアーに組み込まれるほどの人気です。

 27日も賑わっているように見えますが、こちらは台湾からの観光客。中国からの団体客は27日で70人がキャンセルされました。

 釣り堀経営者:「期待してたんだけどね、どうなるか。この先、減ると思う間違いなく早く落ち着いてほしい」

 20日に運航が始まったばかりの流氷観光砕氷船「おーろら」でも中国人観光客のキャンセルが相次いでいます。

 運営会社:「1月23日から27日まで、700人のキャンセルが出ている」

 今シーズン、中国からの団体の予約は約5000人入っていますが、そのうち2000人ほどがキャンセルになるとみています。観光への影響はさらに拡大しそうです。