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FNS チャリティキャンペーン

2022年度 支援対象国:モザンビーク共和国

FNSチャリティキャンペーンは、2020年度よりモザンビーク共和国を支援国として、寄付活動を実施してまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年度、2021年度共に活動の柱である現地取材による寄付呼びかけができておりません。従いまして、2022年度も、モザンビーク共和国を支援国として活動してまいりますので、ご理解賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

▼モザンビークとは?
モザンビークは、アフリカ大陸の南東部、マダガスカルの対岸にある海岸2,500kmがインド洋に接する国です。豊富な天然資源に恵まれ、特に近年確認された天然ガスなど鉱物資源業は経済成長を牽引し今後の投資促進や雇用創出など経済効果が見込まれています。しかしその恩恵は未だ多くの人に届いていません。

モザンビークは世界最貧国のひとつとされ、人間開発指数は189カ国中181位(UNDP,人間開発報告書2020)と低迷し、人口の約半数は貧困線を下回る生活をしています。地域間の格差も広がっており、人口のおよそ3分の2は農村部で生活し働いていますが特に中部や北部地域で開発の遅れが顕著で貧困層が多く、基礎サービス等の拡充も必要とされます。

頻発・激甚化する自然災害、北部の紛争による避難生活の長期化、さらには新型コロナウイルスの感染拡大による栄養不良や休校は子どもや家族を一層脆弱化させています。相次ぐ危機に直面するモザンビークでは支援ニーズが極めて高い状況が続いています。

ユニセフの支援(1) ~新型コロナウイルス〜
世界保健機関(WHO)によると2022年1月17日時点でモザンビークの累計感染者数は219,081人、ワクチン接種完了は約23%です。2021年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響が深刻化し、感染率が2倍、入院率も5倍になりました。感染拡大で既に課題を抱えている社会インフラの状況は悪化の一途をたどっています。教育では学校閉鎖によって2021年は初等教育の14%、中等教育の27%にあたる子どもたちに影響が出ました。

学校閉鎖は教育の不平等を拡大させ、学校に行くことで得られる栄養や保健サービスなど子どもたちにとっての生命線が失われつつあります。

ユニセフは、子どもたちが自分や周辺の人をウイルスから守るために正しい知識を身につけられるよう啓発キャンペーンを実施し、石鹸による手洗いやマスク着用などの感染予防策がとれるよう支援を行っています。教育面では、遠隔教育の支援を行うなど、子どもたちが教育を受け続けられるよう活動しています。

ユニセフの支援(2) ~栄養~
モザンビークでは日常的に栄養を十分に取れない慢性栄養不良の改善が過去15年間ほとんど見られず、5歳未満の子どもの43%がその状況下にあります。

特に、北部地域は南部・首都マプトの2倍にも及ぶなど栄養不良は深刻な課題になっています。人口の8割超が農業に従事し、天候に依存した農業生産は干ばつや洪水などの影響を受けやすく、凶作による食料難も理由のひとつです。不衛生な環境によって下痢疾患に陥りやすいことも理由にあげられます。乳幼児期の栄養不足も一因です。命を守る母乳育児は6ヶ月未満の乳児のうち半数以下であり、バランスの取れた栄養摂取ができている生後6ヶ月から2歳の乳幼児の割合も13%以下となっています。

ユニセフは、保健施設が不足するコミュニティでも子どもたちを守れるように、子どもたちの身近な場所に栄養治療食や研修を受けた保健員の配備を進め栄養不良の予防、早期発見、治療に向けた取り組みを進めています。

ユニセフの支援(3) ~母子保健~
5歳未満児の死亡率は過去20年間で改善が見られているものの、現在でも毎日5歳未満の子ども320人がマラリアや呼吸器感染症、下痢など予防や治療が可能な病気で命を落としています。子どもの死亡は新生児が3割以上を占め、妊産婦死亡率や新生児死亡率は過去10年間改善が停滞しています。栄養不良、マラリア、HIV/エイズが子どもの病気や死亡に深刻な影響を及ぼしています。

ユニセフは、すべての子どもたちが十分な保健ケアを受け、予防や治療可能な原因で命を落とすことがなくなるよう活動を行っています。質の高い保健サービスが地域で提供できるよう地域レベルで保健所を設け、命を守る医薬品やワクチンなどを配備し保健従事者を育成しています。また、予防接種や衛生知識の普及なども進めています。

FNSチャリティキャンペーンでは、1年間にわたり全国のフジテレビ系列局と共に募金活動を行っていきます。集まった募金は、ユニセフを通じて、現地の子どもたちの支援に使われます。皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

募金方法

(1)銀行振込

北洋銀行 本店営業部 普通 2167676 口座名「北海道文化放送FNSチャリテイ事務局」
北洋銀行の窓口でお振込手続きの場合、振込手数料が無料となります。

(2)郵便振替

口座記号番号 02720-9-76473  北海道文化放送FNSチャリテイ事務局

(3)現金書留

〒060-8527 札幌市中央区北1条西14丁目 北海道文化放送FNSチャリティ事務局

(4)募金箱

<設置場所>
・UHB北海道文化放送 本社受付(札幌市中央区北1条西14丁目)
・(一財)北海道国際交流センター(北海道函館市元町14-1)
※募金箱の設置にご協力いただける店舗様・団体様は下記までご連絡ください。このホームページに設置場所を記載させて頂きます。

北海道文化放送 総合コンテンツ局コンテンツデザイン部

電話 011-214-5261(土日祝を除く平日9:30~17:30)