第482回 番組審議会 議事概要
2020年4月27日(月)
(レポートによる合評)



1. 事務局報告 委員の出欠状況ほか
レポート提出
大島寿美子 委員長   瀬尾英生 副委員長
淺松千寿 委員   尾﨑 辰 委員
小林基秀 委員   佐藤利昭 委員員
丸田絢子 委員  
2. 報告 加藤代表取締役社長
 HDDの紛失について
3. 議 題 (1)審議 合評
『コロナウイルス問題 今、テレビは何をすべきか』
<委員の意見から>
・危機的状況の中で、メディアは、差別や偏見を生まない、
 煽らない、そして無くすような報道に努めてほしい。
・一連の報道は、視聴者の恐怖本能を煽る一方通行に
 陥っているように感じる。
 受け手のアクションにつながるような、
 正しく恐れるための注意喚起と呼びかけが必要。
・道民が民主的、自律的に感染抑制の行動をするために、
 手洗い、3密を避ける啓発だけでなく、
 感染そのものに関する経時的なデータと
 意思決定のプロセスを伝えてほしい。
・トイレットペーパー等の買い占めは
 テレビの映像が不安を広げてしまった。
 本当に伝えたい情報は何なのか、
 映像を見た視聴者がどう感じるかを想像してほしい。
・放送局がコメンテーターや専門家の意見の正誤、
 論調のバランスに責任を持ち、
 ワイドショー、情報バラエティであっても
 ニュースと同等の公共性を意識すべき時期だと思う。
・感染の危険に晒されながら働いている人に
 感謝とエールを送る仲介をするなど、
 テレビの力で分断を余儀なくされている個々の視聴者を
 結びつけることはできないだろうか。
(2)報告
 放送種別公表制度 放送時間の集計報告
(3)視聴者対応報告
 3月、4月前半に視聴者から局へ寄せられた
 お問い合わせやご意見を報告しました。
3. 事務局報告 次回日程
2020年5月25日(月)
北海道文化放送 本社会議室
審議合評(予定)
UHB制作『いっとこ!みんテレ』
毎週土曜日 午前10時25分~11時50分