きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

札幌市探訪②

2020/12/14

吉田 雅英

前回中村アナがご紹介したⅤリーグの北海道ダービーは残念ながら観戦することはできませんでしたが、長年北海道のバレーボールに携わってきた私としてはⅤリーグのチームが北海道に2チームも存在しているという事実に驚きを隠せません。
プロ野球、Jリーグ、Bリーグ等と共に北海道のスポーツシーンが益々盛り上がることに期待したいですね。

さて、今年もいよいよ押し迫ってまいりましたが

以前のブログで、近場なのになかなか訪れることができなかった札幌市のスポットをご紹介しましたが、今回はその第二弾をお届けします。


今回ご紹介するのは札幌市南区真駒内にある『エドウィン・ダン記念館』です。
札幌の真駒内公園のさらに南側にあるエドウィン・ダン記念公園の一角に建つ緑色の屋根と白壁の美しい建物がエドウィン・ダン記念館です。周辺には区役所、郵便局、消防署などがち並んでいて街並みに溶け込んでいます。


建物は平屋建てで落ち着いた雰囲気の室内にはダンの偉業を描いた絵画や写真、遺品などが数多く展示されています。
エドウィン・ダンという方は北海道の酪農の父と呼ばれ畜産王国北海道の礎を築いた方です。


1848年にアメリカ、オハイオ州に生まれ明治6年に24歳で日本人に畜産の技術を教えるために北海道開拓使として招かれた外国人指導者のひとりです。
来日してからしばらくは東京で畜産技術指導を行ったあと明治9年に北海道にやってきて6年間札幌に住んでいました。
札幌近郊に羊の牧場を作り、飼育するだけではなく北海道の気候に合う農作物を栽培するための試作を行いました。
そしてあの有名なクラーク博士の下で札幌農学校の整備や教育にも貢献しました。
真駒内には牛の牧場を建設しましたが当時の牛牧場の事務所として建てられたのが現在の記念館となっています。
明治9年の開設以来、昭和21年に米軍に接収されるまでの70年間、北海道の畜産はこの建物を中心に発展してきました。昭和39年、有志がこの建物が解体されるのは忍びないということで、現在の地に移築して関係資料を展示することにしたそうです。


エドウィン・ダンは昭和6年に82歳で亡くなるまでに56年間にも渡って日本で過ごし我が国の畜産に大いに貢献されましたが、中でも私が注目したのは馬の生産や競馬にも大きな功績を残されたという点です。新冠に馬の牧場を作り競走馬等、馬産地北海道の拠点作りに尽力されたり、当時の開拓使から北海道に競馬場を建設する計画が持ち上がった時には、それまで直線状の馬場や角型の馬場によって速歩競争が行われていたに過ぎなかったものを楕円形の馬場を建設し襲歩による競争を行うべきだと提案して
札幌育種場競馬場の建設に至ったとありました。


札幌育種場というのは現在の北海道大学の構内にありました。
ですから現在の札幌競馬場もこのエドウィン・ダンの助言がなければ存在していなかったかもしれませんし、私も競馬場から実況するということも無かったのでないかと思うとエドウィン・ダンに感謝しなければいけないと思いました。
記念公園の中央にはダンの銅像も木陰に佇んでいます。


夏には記念館の中庭にテラスも設けられてゆっくりと寛ぐこともできるということです。
記念館の場所は地下鉄南北線真駒内駅から徒歩10分、南郵便局の西隣になります。
入場無料で開館時間は午前9時30分~午後4時30分
休館日、夏季(4月1日~10月31日)は水曜日
    冬季(11月1日~3月31日)は月曜日~木曜日です。
ぜひ一度ご来場をお勧めします。

さて次回の登場はナルちゃんこと『いっとこ!』キャスターの
柴田平美アナウンサーです。

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