菅井貴子のソラキブン

2012年02月22日(水)
寒さが仕上げた芸術作品

例年以上に、寒かった今年。
寒さが蓄積され、それは、自然の芸術になって、現れています。


登別市内の洞窟の「氷筍(ひょうじゅん)」


筍のように、空に向かって伸びていきます。
洞窟から落ちる水滴が、瞬時に、凍って、成長する現象。
寒さの厳しい今年は、立派で長いものが出来上がっているそうです。
登別の「鬼の角」や「にょろにょろ」などの別名も。

屈斜路湖の「御神渡り(おみわたり)」

(写真提供 川湯エコミュージアム)
昔は、神様の通った跡と、考えられていました。
湖に張った氷が、気温変化で、伸び縮みし、競り上がったもの。
今年は、結氷が早く1月下旬ごろ。そのころから、成長を続け、今は、50センチほ どの高さにまで。
2月いっぱいは、見られそうです。

旭岳の「えびの尻尾」

「樹氷」のことです。愛嬌のある呼び名がつけられていますね。
気温-5度以下、風が強い地域で見られます。
木などに、風が吹きつけ、付着した瞬間に凍っていきます。
風の吹く方向に向かって、伸びていくので、風向きがわかります。
天然の風向計!とも言えそう。


冬将軍は、芸術家ですねー。
北海道の寒さは、色々な自然の芸術作品を残してくれています。
これらの作品が仕上がると、もう冬も終盤。寒さと雪、そろそろ、出口は見えてき ましたよ(^^)

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