“紅麹” 関連企業1500社か―北海道 小林製薬の原料で製造・販売・加工など関わった可能性 健康被害の疑いは道内4人 体の痛みや腎機能低下など

　小林製薬の「紅麹」をめぐる問題で、製品の製造などに関わった北海道内の企業が1500社に上る可能性があることが分かりました。

　民間の調査会社 帝国データバンクが、厚労省が紅麹が原料となる製品の自主点検を要請した北海道内6社を含む全国のべ225社と取引のある企業について調べました。

　その結果、道内では直接取引のある約180社を含め約1500社が紅麹を原料とした製品の製造や販売、加工などに関わった可能性があることが分かりました。

　紅麹の成分を含む健康食品をめぐってはこれまでに摂取した5人が死亡していて、道内でも4人が体の痛みや腎機能の低下など健康被害が疑われています。