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スキー板片足外れ”コントロール不能”に…イタリア国籍10歳女児『バックカントリー』中に立木に衝突し鎖骨折る…北海道ニセコアンヌプリ事故相次ぐ

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バックカントリーの事故を調べる北海道警倶知安署

バックカントリーの事故を調べる北海道警倶知安署

 良質な雪を求めて世界中から観光客が訪れる北海道倶知安町のニセコアンヌプリで2月23日、イタリア国籍の10歳の女児がスキーでバックカントリー中に立木に衝突し重傷を負いました。

 23日午後2時20分ごろ、イタリア国籍の10歳の女児がスキーで滑走中に立木に衝突しました。

 女児は左の鎖骨を折る重傷で、当時は父親とスキー場の管理区域外の山中を滑っていました。

 警察によりますと女児は直前に左足のスキー板が外れて右足のみで滑走していてそのままコントロールがつかなくなり衝突しました。

 父親が別行動をしていた家族に事情を話し、連絡を受けたスキー場のパトロール隊が現場に駆け付け女児を救助しました。

 家族は観光でニセコアンヌプリを訪れていて、女児は山中でのスキー経験が4年ほどありましたが今回スキー場に入ってからわずか5分ほどで立木に衝突していました。

 同じ山中ではほぼ同時刻、別のイタリア国籍の男性がスノーボードでバックカントリー中に立木に衝突しています。

 今シーズンもニセコアンヌプリではバックカントリー中の外国人による事故が相次いでいます。


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