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走行中の大型トレーラーから”左タイヤ2本”脱落…中学校の近くを100メートルも転がり停止…ボルト8本中7本折れる「タイヤ揺れる感覚が」 北海道由仁町

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ドライバーへ注意を呼びかける北海道警栗山署

ドライバーへ注意を呼びかける北海道警栗山署

 北海道由仁町で走行中の大型トレーラーからタイヤ2本が外れる事故があり、警察はドライバーへ点検や増し締めをするよう呼びかけています。

 2月6日午後1時40分ごろ、由仁町新光の国道234号線で、栗山町方向に走っていた大型トレーラーの「トレーラーヘッド」部分の左後輪のタイヤ2本が外れました。

 警察によりますとタイヤ2本は脱落した地点から約100メートル転がり続けて路外で停止。

 現場は中学校などがありましたが幸いケガ人や建物への被害はありませんでした。

 タイヤが外れた影響でトレーラの車体が傾き一部が破損していて、運転手は警察の聞き取りに「走っている時にタイヤが揺れる感覚があり外れた」などと話しています。

 トレーラーは2023年12月にタイヤ交換をしていて、事故前日の2月5日に軽く叩いてタイヤを点検していましたが当日は運転前に点検していませんでした。

 現場ではトレーラーのタイヤのボルトが8本中、7本が折れているのが確認されていて、警察は劣化や繋ぎ留める「ナット」の緩みなどが原因とみています。

 警察はドライバーへこまめな点検やタイヤ交換後走行100キロを目安に増し締めをするよう呼び掛けています。