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札幌丘珠空港に“トキエア”就航!新潟へ直行 丘珠発着の路線は12路線に増加…目標は16路線 ターミナルビル「手狭」課題も

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 札幌丘珠空港と新潟を結ぶ路線が1月31日就航しました。
 
 札幌中心部とのアクセスのよさをどう生かすのか、丘珠空港の課題も見えてきます。

 トキのふるさと、新潟から、札幌市東区の丘珠空港に到着した、トキエア第1便。
 
 多くの航空ファンが待ち構え、空港では歓迎も。

航空ファンが待ち構える

航空ファンが待ち構える

 「感動で胸いっぱいでした。今は帯広に住んでいるが、地元は新潟で、この第一便に乗るため(地元に)帰って、乗ってきました」(乗客)
 
 トキエアは新潟空港を拠点とする格安航空会社です。

 丘珠・新潟間を週4日、1日2往復します。

 使用される機体は72人乗りのプロペラ機。
 
 約1時間半で新潟に到着します。
 
 もっとも安い運賃は片道6900円。
 
 機内サービスでは米どころ新潟らしくお米のお菓子や地元のお茶の提供もあります。

 国内で大手傘下以外の航空会社が新規参入するのは実に15年ぶり。

 「北海道・札幌は、もともと新潟の人がよく乗っている路線。ここは外せないと決めていた」(トキエア 阪口 葉子会長)

トキエア 阪口 葉子会長

トキエア 阪口 葉子会長

 トキエアの就航で丘珠を発着する路線は12になりました。

 丘珠の活性化を目指し将来的に16路線まで増やすことを目指している札幌市。
 
 トキエアの成功は今後の新規就航を占う試金石ともなります。
 
 一方、路線が増えることで新たな課題も。
 
 新規就航が相次ぐなかターミナルビルでは1カ所しかない保安検査場がたびたび混雑しているほか、駐車場の少なさも指摘されています。

手狭なターミナル機能

手狭なターミナル機能

 「利用者が増えていることで、空港ターミナル機能が少し手狭になっている。(課題になっている)滑走路の延伸とは別に、できることをやっていかなければならないとの認識だ」(秋元 克広 札幌市長)
 
 札幌のマチ、そして丘珠空港発展の期待も乗せてトキが大空に飛び立ちました。