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イワシに埋め尽くされた海岸 歩くと膝までズッポリ埋まってしまうほど…漁師らが手作業で撤去するも量が多すぎて焼け石に水”状態…腐敗臭も大変 北海道函館市

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 12月7日、北海道函館市の海岸に魚が大量に漂着しましたが、1日経っても処分のめどたっていません。

 「海岸がイワシで埋め尽くされています。一番深い所では80センチほどの高さがあります。これは凄い…」(小町 麻紀 カメラマン)

深いところでは80センチもイワシが堆積

深いところでは80センチもイワシが堆積

 北海道函館市の海岸1.5キロほどにかけ打ち上げられた魚。主にイワシとサバで数千トンに上るとみられます。

 市は、大きな群れが酸欠などで死んだ可能性もあるとみて調べています。

 魚は腐敗が進み、12月7日は持ち帰る人もみられましたが…

手作業で回収するも

手作業で回収するも"焼け石に水"状態

 「(50キロ以上離れた)森町から来た。なんぼか拾えるかと思って来たけど、これなら無理だ。怖くて食べられない」(森町から来た人)

 問題は、魚の処分方法です。

 12月8日は地元の漁師が撤去する姿も見られましたが、手作業では焼け石に水です。

数千トンのイワシとサバが…浜には魚の腐敗臭も

数千トンのイワシとサバが…浜には魚の腐敗臭も

 「産業廃棄物になるにしても(量に)限度があるし、一時的な仮置き場所をどこにするのかとの問題もある」(市の担当者)

 市は北海道と協議しながら処分方法を検討しています。