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まもなく始まる”スキー学習” 『新しく買う?』『借りる?』『再利用する?』 2023年度のレンタル・リサイクル事情 札幌市

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 本格的な冬を前に今シーズンのお子さんのスキー、どうしますか?

 年々利用者が増え続けるスキーのレンタル、リサイクル事情を調べてみました。

 札幌市内の小学校で行われるスキー学習。

 ジュニアスキーの3点セットを購入すると2~3万円はするので、ここ数年注目を集めているのがスキーのレンタルです。

 札幌市手稲区の「スポーツリサイクルりくる」ではスキー、ストック、ブーツのセットが約4000組揃っています。

スキー3点セット

スキー3点セット

 新品に比べて3分の1から4分の1の価格で、1シーズン借りることができます。

 「きょう(借りるの)は息子と娘と私です。息子が小学生で授業があるが(去年のスキーが)小さくなったので」

 「(子どもが)初めてのスキーなのでどれくらいできるかわからないので、レンタルにした」

 「年に2回くらい学校の授業で使うが、それくらいしか使わないので、買うよりレンタルで。全部設定もしてもらえるので利用した」(いずれもスキーセットのレンタル客)

 「買うより安い」「すぐにサイズが合わなくなる」「保管場所がない」など、レンタルスキーを選ぶ理由はさまざまですが、店長の楠木孝司さんは子どもの身長にあったサイズを選ぶことが大切だと話します。

 「新しいスキーは大きなものになる(傾向がある)。ジャストサイズの方が上達し、安全性も高い」(スポーツリサイクルりくる 楠木孝司 店長)

スキーはジャストサイズが安全

スキーはジャストサイズが安全

 新しいスキーを買う時、子どもの成長を見越して大きめのサイズを選んでしまうことがありますが、身長に合ったジャストサイズのほうが安全で上達が早いといいます。

 つぎにスキー板を選ぶポイントは?

 「表面を見がちだが、スキーを滑るにはソール(滑走面)の方が大事。ソールのきれいなもの(を選ぶ)。あとエッジが丸くなっていないか、さびていないか」(楠木店長)

 スキーのソール、つまり滑走面に大きな傷がない。エッジがさびていたり、丸まっていない、などがチェックのポイントです。一方、レンタルではなくスキーをリサイクルする動きも年々広がってきています。