旭山動物園を超える? イベント続々!Fビレッジが北海道有数の"観光地"に 学校や病院誘致し将来的に目指すは「街化」
開業から間もなく3カ月となる北広島の「Fビレッジ」でいま、様々な催しが開かれています。野球だけではない、ボールパークの活用法と、目指す未来を探ります。
2023年6月18日、北海道北広島市で始めて開催された「Fビレッジハーフマラソン」。北海道内外から定員の2倍近い5000人を超えるランナーが真新しいエスコンフィールドを背に駆け抜けました。
参加者:「エスコンができてから初めての大会ということでことで、絶対出ようねって言ってて、なんとか目標達成できてよかった」
それだけではありません、球場の外野席の裏ではマーケットが開かれ、新鮮な野菜や工芸品が販売されました。
走り終わったランナーが買物をする姿も。
参加者:「(買物ができるのは)素晴らしいことだと思います」
参加者:「せっかく来たので楽しみたいと思います」
さらに球場の外に目を向けるとツリートレッキングなどを楽しめるアドベンチャーパークが6月オープン。
また自転車で凹凸のあるコースを楽しむパンプトラックも設置されました。32ヘクタールという広大な敷地を持つFビレッジ。
いま野球にとどまらない様々な活用法が広がっています。
Fスポーツ&エンターテイメント 前沢 賢 取締役:「我々がすべきというのは野球にできるだけ近付いていただく、観戦の障壁をできるだけ低くしていく」
5月、日本記者クラブで行われた会見。ボールパーク事業を引っ張って来た前沢賢さんと三谷仁志さんの2人が出席しました。
Fビレッジ開業2カ月で見えてきたものは。
Fスポーツ&エンターテイメント 三谷 仁志 取締役:「平日5000人、休日になると1万人が野球とは関係なく来場いただいている。20代の来場者が急激に増加。トレンドに敏感な世代でありSNSの影響もあって」
Fビレッジ開業から2カ月での入場者は90万人。北海道内随一の観光地、旭川の旭山動物園に迫る勢いで、目標とする年間300万人は超える見通しで、瞬く間に北海道の一大観光地と化しました。
Fスポーツ&エンターテイメント 小林 兼 企画統括部長:「我々が想像している以上に、お客様がいろんな楽しみ方を見つけている。夏秋に向けていろんなイベントを仕掛けていって。野球以外で楽しめる場所、ある意味、行楽地としての場所を築ければ」