週間番組表

第514回 番組審議会 議事概要

2023年6月26日(月)

事務局報告委員の出欠状況ほか

出席委員

大島 寿美子委員長
淺松 千寿委員
塚本 容子委員
石原 宏治委員
長谷川 秀一委員
髙橋 尚行委員

【レポート提出】

水野 治副委員長
西田 薫委員

会社側

鶴井 亨代表取締役社長
松村 一敏専務取締役
奥田 理々男取締役企画管理本部長
小林 巧取締役報道スポーツ局長
向田 陽一編成局長
鈴木 謙二総合コンテンツ局長
奥村 大輔報道情報部長
青山 優子報道情報部担当部長
涌井 寛之報道情報部(プロデューサー)
田中 うた乃報道情報部(ディレクター)
今川 純子番組審議会事務局長
丹野 圭番組審議会事務局

議 題

(1)審議合評
「空白の海~KAZU沈没 家族と捜索隊の1年」
【委員からの意見】
・現地記者の強い想いと粘り強い取材が実ったドキュメンタリーとして高く評価できる。
・これまで大きく取り上げられてこなかった「空白地帯」や「ボランティア」に焦点があてられており見応えがあった。
・未だ行方不明の息子さんの顔写真にかけられていたぼかしを番組最後に外すのは、やや演出過剰に感じた。
・船舶検査体制への追及など、事故分析をもっと掘り下げてもらいたかった。
・ボランティアの方々が「地元の自分たちの責任」と言いながら捜索活動されていることに胸を打たれた。
・番組中に賑やかなバラエティの番宣CMが流れたことに違和感を覚えた。
・責任を糾弾したり悲惨さを強調したりすることなく、フラットな目線で番組制作されているのが良かった。
・タイトルの「捜索隊」は公的な組織をイメージさせる。「捜索ボランティア」とした方が良かったのではないか。
・ボランティアの活動、家族の話、事故の原因究明の3つの軸があったが、最終的に何を伝えようとしている作品なのかという疑問が残った。
【制作側の回答】
・ぼかしを外したのは、事故を風化させたくないという父親の想いに応えようとしたものであり、お涙頂戴的な演出を狙っていたわけではない。
・事故原因に関する取材は今も継続中であり、節目節目で最新の情報などお伝えしていきたい。
・一般的な「ボランティア」のイメージを超えた活動をされていたため、タイトルには「捜索隊」という言葉を選択した。
・番組内に流れるCMの件は関係する部署で共有して検討したい。
・ボランティアの方々や地元の方々の責任感を伝えられれば、と思って番組制作を行った。
(2)視聴者対応報告
5月、6月前半分の問い合わせ件数や、寄せられたご意見等を報告

事務局報告